「いのちきずなの日」
サンクスレター(どなー・ドナーファミリーへのお手紙)

「海外の見知らぬドナーの方へ」

貴方の尊いご遺志である究極のボランティア「命の贈りもの」を頂いて、健康体を取り戻して以来、22年近くが経過しました。貴方のご好意を一日たりとも忘れたことはありません。いつも貴方と一緒に生きています。

貴方に生かされています。心から感謝の気持ちをお伝えしたいです。

 

退院時、貴方への感謝の気持ちをどのような行動で表せば良いのかを、主治医に尋ねました。「元気でいることと、日本での低調な移植推進活動を、先頭に立って活性化すること。この一言に尽きます」と言われました。

しかし、現実は一向に変革をしていません。

 

これは貴方に対しての感謝の気持ちが少ないからでしょうか?未だに感謝の意を完結できない小生、小生自身に対して心底よりの怒りを感じています。この国で移植を待ちながら、亡くなられた人達に対しても、言い訳が立ちません。

どうか、これからも貴方の力と一体化して、移植推進への活動を継続し、この国で貴方の国と同様に、移植を希望する人達の微力であっても力となるよう頑張ります。貴方も小生と一緒になって、次なる活動を続けて下さい。お願い致します!

 

最後に改めて貴方の尊いご遺志に、ご家族のご決断に感謝を申し上げます。

 (M.S)      

 

「感謝の日々です」

この春で移植して丸7年が経ちました。

元気で過ごせる日々を与えて頂いた事に感謝、

そして自分自身を大切にして生きています。

                   肝臓移植37歳

 

「ありがとう」

ありがとう。今年も一年無事に過ごせました。

あなたのお陰で普通の日々が幸せに感じられます。

普通の日々にありがとう。普通の時をありがとう。

日々忙しくてもあなたへの感謝は忘れません。

そして明日もありがとうと言いたい。

                    匿名

 

「あなたへ」

あなたのおかげで還暦を迎えることが出来ました。孫にも恵まれ、命のつながりその

素晴らしさに改めて感動しています。

 (K.O)

 

「再会の日」

「いのちきずなの日」、ドナーファミリーのみな様とまたお会いできる日がめぐってまいりました。そして今日は、私たち移植者として、気持ちを新たにする日でもあります。

そして私たち移植者から、いま生かされていることの歓びを感謝の気持ちとともにお伝えする一日です。

しかしみな様と親しくお話しさせていただき、度々接しておりますと、みな様方のやさしい、あたたかい心情がなんとも心地よく私たちに伝わって参ります。

「いのちのきずなの日」記念祭では、私たち移植者からドナーファミリーの方々へ、感謝の気持ちを伝え、少しでもドナーファミリーの方々の心に平安が訪れることを願っておりますが、かえって私たち移植者が、みな様方からの優しさあふれる、あたたかい波長を受け、幸せを感じさせていただいております。

まさに“きずな”だと思います。人は一人では生きられません。ともに支え合いきずなを深めて初めて人として生きて行くことができます。

昨今は、とても人の仕業とは思いえない事件が続いております。私たちとドナーファミリーとの関係は、その両極端にあると思っております。

いまこそ多くの方にドナーやみな様ドナーファミリーの方々に目を向けさすことが必要です。そして人としての心の優しさ、人への思いやりがこの中にあふれていることを知っていただきたいと思っております。

私たちはまだまだ微力ではありますが、みな様方ドナーファミリーへの理解が進むよう、その恩恵を最大に受けた私たち移植者が、しっかりと受け止めて今後も活動して参りたいと存じます。

(M.O)

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